米国眼科学会(AAO)のデータによると、緑内障のリスク因子は以下に挙げられます。
1)40歳以上
2)アフリカ/アジア系/ヒスパニック系のルーツがある
3)眼科検診で眼圧上昇を指摘された経験がある
4)近視ないし遠視である
5)眼外傷、あるいは眼球損傷の既往がある
6)角膜中心部が菲薄化している
緑内障の早期発見の重要性については以前にもお話させていただきましたが、今日は予防のお話です。
香港の眼科医らの研究によると、緑茶のカテキンが緑内障予防に効果的ということです。
これはHong Kong Eye Hospital, Kowloonとthe Prince of Wales Hospital, Shatinの医師らによる研究でJournal of Agricultural and Food Chemistryに掲載されたものです。この論文は経口摂取されたカテキンが目の組織に届いた事が証明されたというものです。つまり、カテキンは抗酸化作用を持つ物質であるため、目への酸化ストレスへ作用するかもしれないという研究研究結果を示すものです。
もともと緑茶のカテキンが身体に良いことは知られていますが緑内障にもその効果があるとは朗報ですね。