あだち眼科のブログ

京都府八幡市で唯一近視治療(オルソケラトロジー)、先進医療(多焦点眼内レンズ)を行う眼科施設です。

眼科一般

網膜色素変性へのiPS視細胞移植

失明の恐れのある網膜の病気、網膜色素変性は今まで有効な治療法がないとされてきましたが、このたび国から臨床研究が認められました。神戸市立神戸アイセンター病院が京都大iPS細胞研究所が備蓄しているiPS細胞を使って移植手術し、安全性を評価するというものです。動物実験ではうまくいっておりヒトでの有効性が課題とされています。iPS細胞をもとにした再生医療では、これまで目の組織をはじめ、神経、心筋、血小板などが作られ臨床研究や治験として患者さんへの移植が進められてきました。今回の研究で網膜色素変性の患者さんへの光明が差すことを期待しています。

眼科のアレルギー疾患について

アレルギー性結膜炎とその周辺疾患についての学会に参加しました。
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皮膚科医の視点から見る眼科で見逃しがちなアレルギー疾患について、島根大学皮膚科の千貫祐子先生の講演をお聞きしました。
先生は小麦アレルギーを引き起こした茶のしずく石鹸の事例を契機に花粉・食物アレルギー症候群の研究をされてきました。シラカンバ、ハンノキ→リンゴ、桃アレルギー、イネ科→小麦アレルギー、スギ→トマトアレルギー、など花粉症患者が野菜や果物を生で食べた後にアレルギーを引き起こす症状を花粉・食物アレルギー症候群と呼びます。これは花粉症と似た物質が野菜・果物に含まれているため起こると言われています。(加熱すると症状が出ないということも特徴です。)
まぶたが赤く腫れた患者さんが眼科に来られることがあります。食物アレルギーは見逃しがちな眼科の皮膚疾患として注目すべきです。

またそれに加えて、アトピー性皮膚炎についてのマネージメント方法についても触れられ、大いに役立つ知識を得ることが出来ました。

網膜学会

Asia-Pacific Retina Forum に出席しました。
これは網膜疾患について最新の手術知見や加齢黄斑変性、糖尿病黄斑浮腫、網膜静脈閉塞症、近視の進行予防など広範囲にわたり解説された学会でした。
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第73回日本臨床眼科学会

診察を早く切り上げ、患者さんにはご迷惑をお掛けしまいたが、先日第73回日本臨床眼科学会に参加してまいりました。
この学会は眼科の一番大きな学会であり、普段ではみられないような難しい症例や新しい治療法を勉強して来ました。患者さんの満足度を高められるよう、学会で得た知見を今後の診療に活かして参りたいと思います。
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ロービジョン研修会

第2回京都ロービジョンネットワーク研修会へ当院より視能訓練士2名が参加し、主に以下の内容について学びました。

<ロービジョンケアについて>
個々の状態に応じた患者様へのサポート(支援、サポートしてくれる道具の紹介、福祉との連携)、医師・看護師・視能訓練士の役割、患者様のニーズ(不安に感じること、検査時こうして欲しいこと)など

<遮光眼鏡について>
遮光眼鏡により改善できること
●白っぽさ、眩しさの軽減、文字や物が見えやすくなる
●眩しさによる涙の不快感が軽減、光過敏による片頭痛の軽減
●暗転時に遮光眼鏡をはずすと暗順応が早くなる
 
遮光眼鏡にはさまざまなバリエーションがあり、患者様の状況に応じてフレームや形を提案できる。

外出時のみ使用→オーバーグラスタイプ
掛け替え不要→クリップオン式
2色組み合わせ、階段登り降りしやすい→グラディエントカラーレンズ  など

以上、患者様の立場に立ったアプローチが出来る眼科を目指してスタッフ一同取り組んで行きたいと考えております。

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ギャラリー
  • <開院4周年>駐車場が舗装されました
  • <最新情報>オルソケラトロジー の近視抑制効果(学会による報告)
  • 眼科のアレルギー疾患について
  • 眼科のアレルギー疾患について
  • 網膜学会
  • 第73回日本臨床眼科学会
  • 第73回日本臨床眼科学会
  • 第73回日本臨床眼科学会
  • 本当に瞼が下がっているだけでしょうか