千寿製薬株式会社主催のセミナーへ参加をさせていただきました。

コンタクトレンズ装用者における眼感染症の傾向と対策についての講演では、重篤な眼感染症である緑膿菌、アカントアメーバがどのような行為によって発生するのかということについて述べられました。

興味深かったものに、コンタクトレンズのケースが病原菌の温床になっており、感染症の感染源になりうるというものでした。水のあるところにはバイオフィルム(細菌など、およびそれらが出すヌルヌルした物質である多糖類で構成された薄い膜。台所の水回りに発生するぬめり、歯垢もバイオフィルムの一種)が存在し、レンズケースに付着しているかもしれません。付いているかどうかのチェックは歯科医でされている歯垢染色剤でも行えるようです。当院ではケースについては定期的に新品に交換するよう注意喚起を行なっております。特にオルソケラトロジーのコンタクトレンズは特殊な形のため、くぼみにバイオフィルムが付着しやすく、いっそうの注意が必要になります。

また、最近はカラコンなど、中高生のコンタクトレンズ使用が気軽に行われているため、眼感染症と手入れの重要性について啓発が必要であると伝えられておりました。
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