6月にこのブログでお伝えしました国から承認されていたiPS細胞からの「視細胞」への移植手術が神戸市立神戸アイセンター病院で1人の患者で行われたことが発表されました。この患者は、国内4万人とも言われ失明のおそれのある網膜色素変性症で、今のところ確率した治療法がないとされておりました。今回は安全性の確認が主な目的で、移植した網膜組織が拒絶されないか、腫瘍ができないかといったことを1年かけて評価します。また、患者の視野などの機能も評価し、有効な治療法となることを目指します。
皆様に支えられ、当院は本日無事開院4周年を迎えることができました。
当初は白内障手術のみだったのが、眼瞼下垂、硝子体手術を行うまでになりました。
これで大学病院や総合病院と同等の診療レベルで、かつ気軽に受診できるというアクセスの良さを備えております。
これも多くの皆様に気に入っていただき、通っていただいたためと思い、院長並びにスタッフ一同感謝の言葉しかありません。
今後も、現状に満足するのではなく、日々成長していけますよう、スタッフ一同邁進してまいりますので、今後ともよろしくおねがいいたします。
このタイミングで砂利だった駐車場が舗装されました。雨の日にご迷惑をおかけしていたのが少し便利になるかと思います。
当院では近視治療としてオルソケラトロジーを積極的に実施しておりますが、中では適性の合わない方もいらっしゃいます。そこで、当院では1年前よりその代替治療として多焦点コンタクトレンズEDOFを用いた治療も開始しておりました。前回のブログでもお伝えしましたが最新の研究ではEDOFはオルソケラトロジーの代替治療として近い効果が期待できるとされております。今まで学会で報告されるだけでしかなく、日本では唯一2年前より京都府立医大で開始されておりますが現在治験中です。ですが、当院では1年経過し、実際にオルソケラトロジーに近い効果が示される結果となりましたのでいち早くご報告します。強力な近視抑制効果を持つオルソケラトロジーには劣りますがEDOFのメリットは合併症が少ないことです。当院では今後の近視治療として大いに期待できるものと考えております。