あだち眼科のアクティビティ

京都府八幡市で唯一近視治療(オルソケラトロジー)、先進医療(多焦点眼内レンズ)を行う眼科施設です。

あだち眼科公式サイトはhttp://adachiganka.net

眼科のアレルギー疾患について

アレルギー性結膜炎とその周辺疾患についての学会に参加しました。
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皮膚科医の視点から見る眼科で見逃しがちなアレルギー疾患について、島根大学皮膚科の千貫祐子先生の講演をお聞きしました。
先生は小麦アレルギーを引き起こした茶のしずく石鹸の事例を契機に花粉・食物アレルギー症候群の研究をされてきました。シラカンバ、ハンノキ→リンゴ、桃アレルギー、イネ科→小麦アレルギー、スギ→トマトアレルギー、など花粉症患者が野菜や果物を生で食べた後にアレルギーを引き起こす症状を花粉・食物アレルギー症候群と呼びます。これは花粉症と似た物質が野菜・果物に含まれているため起こると言われています。(加熱すると症状が出ないということも特徴です。)
まぶたが赤く腫れた患者さんが眼科に来られることがあります。食物アレルギーは見逃しがちな眼科の皮膚疾患として注目すべきです。

またそれに加えて、アトピー性皮膚炎についてのマネージメント方法についても触れられ、大いに役立つ知識を得ることが出来ました。

網膜学会

Asia-Pacific Retina Forum に出席しました。
これは網膜疾患について最新の手術知見や加齢黄斑変性、糖尿病黄斑浮腫、網膜静脈閉塞症、近視の進行予防など広範囲にわたり解説された学会でした。
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緑内障最新治療

緑内障ではいったん視野の欠損や視力低下があると元に戻ることはできません。よってより早く気付き、眼圧をコントロールすることで進行を遅らせる必要があります。早期に治療を開始すれば正常に近い視機能を維持することが可能となります。
治療法としては主に薬物療法、レーザ治療、外科手術が一般的です。日本臨床眼科学会で紹介のあったCYCLO G6は毛様体へ熱を送ることによるレーザー光凝固装置で緑内障の治療を行なうことができます。CYCLO G6に搭載されたマイクロパルスP3プローブは、低エネルギーでの治療であるため、重篤な合併症がなく、合併症の発生率が低いと考えられ、また、毛様体扁平部の細胞を刺激しますが、破壊してしまうことはなく、再治療が可能です。原発開放隅角緑内障など(様々な病型・Stage)の治療に実施されます。
特徴としては以下が挙げられます。
  • 非切開・非観血治療で、低侵襲な治療
  • 合併症の発生率は低く、重篤な合併症がない
  • 様々なステージの緑内障に適応
  • 薬物治療との併用も可能
  • 反復治療可能
  • 外科的手術後の眼圧コントロールも可能
  • 効果が得られなかった際には、非切開であるため外科的手術への移行も可能
この装置は患者さんへの負担も少なく大変画期的であると考え、当院でも導入を検討しております。
ギャラリー
  • 眼科のアレルギー疾患について
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  • 網膜学会
  • 第73回日本臨床眼科学会
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  • 本当に瞼が下がっているだけでしょうか
  • 近視進行抑制のもう一つの選択肢
  • ロービジョン研修会